米Microsoftは米国時間9月25日に「Windows Home Server」のアップデートをリリースする。Microsoftの開発者であるQblogger氏と名乗る人物が公式ブログ「Windows Home Server Blog」への投稿で9月24日に明らかにしたもの。「Windows Update」機能を通じて既存ユーザーにソフトウエア・アップデートを配信するほか,OEMや販売パートナに提供する。

 今回のアップデートでは,利便性と購入直後の使い勝手を向上した。アップデートの際にWindows Home Serverを再起動する必要は無い。

 具体的には,「Windows Home Server Connector」を改良したことにより,ファイアウオール・ソフトウエアがインストールされている場合に起こる問題を解決した。そのほか,「Remote Access」の設定とトラブルシューティングの強化,ユーザー・アカウントおよびパスワード設定の効率化,バックアップ機能の向上などを図った。また,OEM製品のユーザーに対して,製品キーの入力を要求しないようにした。

 米Hewlett-PackardがWindows Home Serverを搭載したホーム・サーバー「HP MediaSmart Server」を投入する予定である(関連記事:米HPが早くも「Windows Home Server」の実機をデモ)。

[Qblogger氏 のブログ投稿記事]