近日発売予定となっている。Wii専用の「Wiiザッパー」。Wiiリモコンをセットすることで、光線銃タイプのコントローラーになる周辺機器だ。この機器に対応するWiiのゲームがこの東京ゲームショウに先行して出展されている。

▲ Wiiザッパーの本体。上側にWiiリモコンをセットして使用する。本体後方下側へと流れたストックにあたるの部分には、ヌンチャクをセットできる。トリガー(引き金)にあたるスイッチにクリック感はなく、押し心地はなめらかだ ▲ 上面にはWiiリモコンを取り外しするグレーのボタンが見える。本体は長時間持っても疲れないように重量は軽く、グリップの触り心地も非常になめらかだ

 カプコンの『バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ』は、かの『バイオハザード』シリーズをガンシューティングゲームにアレンジした作品。右手にWiiザッパーを、左手にヌンチャクを左手に持ってプレーする作品だ。Wiiザッパーで敵を撃って、ヌンチャクは振り回すことでナイフを振れるという操作になっている。

▲シリーズ恒例の敵、ゾンビやモンスター化した生物を、銃やナイフで撃退していく。武器の切り替えやアクションはヌンチャクのボタンを使用する。11月15日に発売予定だ

 セガの『ゴースト・スカッド』は、特殊部隊となってテロリストたちを相手に戦っていくという、アーケードゲームから移植のガンシューティングゲーム。『バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ』とは違い、ヌンチャクをWiiザッパーに固定してプレーするスタイルだ。右利きの場合は本体前方のトリガーのあるグリップを右手に、固定したヌンチャクを左手に握ってボタンを押すというスタンスになる。ライフルやマシンガンを構えた感覚で遊ぶイメージだが、トリガーを引くための利き腕が前に来てしまうのは、スタンス的にちょっと窮屈で残念だ。

▲ ただ敵を撃つだけでなく、人質救出や爆弾処理など、さまざまなミッションが登場する。銃のトリガーがヌンチャクのボタンに対応していれば、マシンガンっぽく撃ててより楽しめそうなのだが……。10月25日発売予定

 両ゲームとも、Wiiザッパーとソフトの同こん版が発売される予定だ。現時点で任天堂のWebサイトにはWiiザッパーに関する情報はなく、単品での価格などはまだ未定。任天堂公式の周辺機器が、このようにほかのメーカーのブースで最初に触れられるというのもなかなか興味深かった。

▲ カプコンの『バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ』のほうは、22日12時過ぎの時点で145分待ちだった。セガの『ゴースト・スカッド』の待ち時間は特に書かれていなかったが、単純に触るだけならばセガブースの方が早いと思われる