ゲーム・映画・音楽・テレビなど、各メディアにおけるコンテンツビジネスの最新動向と将来の展望を発信する、国際的なカンファレンス「コ・フェスタ フォーラム in TGS2007」が開催された。

▲日本産コンテンツの現在の状況を巡り、活発な議論が取り交わされた。コ・フェスタの先陣を切るにふさわしい内容だったといえる

 インターナショナルセッションでは、日本のエンターテインメント・コンテンツをより盛り上げるための方法を模索するパネルディスカッションが、コンテンツ事業に様々な形で携わる参加者によって行われた。

 パネラーはEdko Films代表のBill Kong(江志強)氏、オズ代表取締役の一瀬隆重氏、TBSテレビコンテンツ事業局の平野隆氏、エイベックス台湾董事総経理の宮崎伸滋氏、スクウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏。

▲ 香港の映画産業を支えるEdko Films代表のBill Kong(江志強)氏は、日本のコンテンツの大ファンだと語った ▲ オズ代表取締役の一瀬隆重氏は、コンテンツ産業に国が援助を行ってこなかった経緯について、何もしてくれない日本という国にとらわれず、海外で活躍しても構わないのではないかと、辛口のコメントを行った

▲TBSテレビコンテンツ事業局の平野隆氏は、特異な才能を持つ人を潰さずに育てていくことが、新しい文化を生み出すと語る ▲エイベックス台湾董事総経理の宮崎伸滋氏は、権利に関する商慣習をもっと緩めれば、もっとコンテンツビジネスは様々な分野に進出できるようになるとコメント

▲スクウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏は、日本の文化を育んだ土壌の重要性を語った