サン・マイクロシステムズは11月にも、x86サーバーで動かすSolaris on x86の認知度を高めるための推進団体「Solaris Community for Business(仮称)」を、国内パートナー企業と共同で設立する。これを母体にSolaris on x86のプロモーション活動や定期セミナーを開催するほか、パートナー企業がSolaris on x86を使ったシステム構築を円滑に進められるように検証データや成功事例などを共有するコミュニティも立ち上げる。

 Solaris Community for Businessの設立についてサン・マイクロシステムズの末次朝彦社長は「参加するパートナー企業がSolaris on x86ビジネスを早期に立ち上げられるよう活動を充実させていく。Solaris on x86の製品力には自信がある。認知度がアップすれば必ず普及する」と語る。

 現時点でSolaris Community for Businessに参加するITベンダーは約30社という。伊藤忠テクノソリューションズやNEC情報システムズ、新日鉄ソリューションズ、東芝ソリューションである。日本オラクルや日本BEAシステムズなどのソフトウエアメーカーも参加する。