Pat Gelsinger氏がIntel社製のSSDを公開
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Intel社製のSSDの概要
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 米Intel Corp.のsenior vice presidentで,Digital Enterprise Groupのgeneral managerであるPat Gelsinger氏は,「Intel Developer Forum(IDF)Fall 2007」基調講演において,サーバー機向けのSSD(solid state disk)を2008年中に出荷する方針を明らかにした(発表資料)。当初の製品は,同社の独自技術を採用したNAND型フラッシュ・メモリを搭載する。容量は32Gバイトとなるが,将来的に64Gバイトや128Gバイトの製品も出荷する可能性があるという。

 Gelsinger氏によると,SSD製品の用途の一つは,データセンター内での利用である。「データセンターの中で,高いIOPS(I/O operations per seconds)を要求するアプリケーションが存在する。こうしたアプリケーションでは,現在はHDDを用いているが,実際には容量の10%~20%しか使わない場合もある」(Gelsinger氏)。SSDは,HDDよりIOPSが10倍~50倍と高いことから,これらの用途に向くとしている。