Web-DBアプリケーションを開発環境のAlinous-Coreが9月18日,オープンソース・ソフトウエアとして公開された。Alinous-Coreは「ほぼSQLとHTMLだけでWeb-DBアプリを開発できる」(開発者の飯塚友裕氏)という。従来から無償で配布されていたが今回ソースコードも公開された。
Alinous-CoreはEclipseプラグインとして配布されている開発環境で,Java VM上に実装されている。HTMLとSQL,DOM変数を持つスクリプトであるAlinous-Coreスクリプトでアプリケーションを記述する。スクリプトの中でそのままSQLを実行できる。カスタム・フォームバリデータ,「戻る」ボタンの自動生成,HTTPセッションのハンドリング,ページのフォワード機能,Basic認証,RSS,ファイルアップロードなどの機能を備えている。
従来から無償配布されていたが,今回ソースコードも合わせGPL v3で公開した。オープンソース・ソフトウエアの開発・配布支援サイトSourceForge.jpで公開している。
Alinous-Core開発者の飯塚友裕氏はCROSSFIRE JAPANの代表取締役。CROSSFIRE JAPANはNetBeans.orgのパートナー企業である。
◎関連資料
◆Alinous-Core公式サイト
◆SourceForge.jpのAlinous-Coreサイト
◆Alinous-Core ITpro Challenge! ライトニングトークス 発表資料(PDF)