写真●「Googleドキュメント」のプレゼンテーション作成画面。マウスの右クリックでスライドを追加したり、背景のテーマを設定したりできる
写真●「Googleドキュメント」のプレゼンテーション作成画面。マウスの右クリックでスライドを追加したり、背景のテーマを設定したりできる
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 グーグルは9月18日、Webオフィス・ソフト「Googleドキュメント(旧 Google Docs)」に、プレゼンテーション機能を追加した。Webブラウザ上で、マイクロソフトOfficeのPowerPointと同様にプレゼンテーションのスライドを作成できる(写真)。作成したファイルを複数の利用者間で共有したり、共同で編集したりすることも可能だ。

 Googleドキュメントでは、今年3月からワープロ機能と表計算機能を提供していた。今回のプレゼンテーション機能の追加により、オフィス・ソフトの主要な機能がそろった。企業や教育機関向けの「Google Apps」にも、同様なプレゼンテーション機能を追加している。

 PowerPointのファイルをアップロードして共有・編集できる。「数人でプレゼンテーションを作る場合、これまではそれぞれが数枚ずつ作ったものを誰かが寄せ集めるケースが多かったのではないか。全員が同時に編集したり、同時に閲覧することのできるGoogleドキュメントを使えば、より効率が上がるだろう」(グーグル)。作成したファイルは特定メンバー間で共有できるほか、不特定多数に公開することもできる。