電気通信事業者協会(TCA)は9月10日,パケット通信の利用で思いがけず高額な料金を請求される事態を防ぐために,注意を喚起するWebサイトを開設した。

 Webサイトでは,パケット通信料金や高額なパケット料金が発生する事例などについて説明。事例として,マンガやゲームなどデータ量の大きいコンテンツをダウンロードする,携帯電話に接続したパソコンでデータ通信するとパケット定額制の対象外となる--などのケースを紹介している。

 こうした事例を踏まえて,パケット定額制の加入の検討や定額制の対象外となるサービス利用時の通信料金の確認などを呼びかけている。

 国民生活センターによると,パケット通信関連の相談件数は年々増加傾向で,請求金額の平均額は高額化している。NTTドコモ,KDDI,ソフトバンクも,それぞれのWebサイト上でパケット通信の利用について注意を呼びかけている。

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