スウェーデンのEricssonは現地時間9月7日，モバイル・ネットワーク構築に関する13億ドル規模の契約をインドのBharat Sanchar Nigam（BSNL）から獲得したと発表した。Ericssonは，BSNLが現在運営しているGSMネットワークの拡大と，WCDMA/HSPA機能の実装に向けて各種装置と関連サービスを提供する。
Ericssonが供給するのは，GSMおよびWCDMA/HSPA無線アクセス・ネットワーク，伝送器機，共通コア・ネットワークなどで，「Mobile Softswitch Solution」「IMS（IP Multimedia Subsystem）」「Packet Core」や，マルチサービス型「IP Packet Backbone Network」が含まれる。ネットワーク設計，実装およびシステム・インテグレーションといったサービスも手がける。
製品納入は2007年10月に開始し，12カ月で第1段階を完了する見込み。
Ericssonによると，同社はこれまでインドで運用されている96のGSMネットワークのうち49件に技術供給しているという。
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