ゲームユーザーの利用を想定した「G1S」。カーボン調のボディに蛍光グリーンを配色。DirectX 10対応ゲームをプレイ中は側面のライトがグリーンに点滅する
ゲームユーザーの利用を想定した「G1S」。カーボン調のボディに蛍光グリーンを配色。DirectX 10対応ゲームをプレイ中は側面のライトがグリーンに点滅する
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G1Sはボディとデザインを併せたマウス、リュックサックが付属する
G1Sはボディとデザインを併せたマウス、リュックサックが付属する
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「W7S」もマウスとバッグが付く。ただし、W7Sはビジネス用途を想定して手さげタイプのバッグとインナーバッグのセットになっている
「W7S」もマウスとバッグが付く。ただし、W7Sはビジネス用途を想定して手さげタイプのバッグとインナーバッグのセットになっている
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 台湾アスーステック・コンピューター(ASUS)は2007年9月7日、ノートパソコンの新製品「G1S」と「W7S」を9月下旬に発売すると発表した。G1Sは3Dゲームなどを楽しむユーザーの使用を想定したモデルで、グラフィックスチップに米エヌビディアの「GeForce 8600M GT」を採用した。実勢価格は約25万円の見込み。一方のW7Sはビジネスシーンでの活用も想定し、セキュリティチップの「TPM」を搭載する。仕様の異なるブラックとホワイトの2モデルがあり、実勢価格はブラックが約21万円、ホワイトが約19万円の見込みだ。

 G1Sは機能、デザインの両面にゲームユーザーを意識したこだわりが散りばめられている。機能面ではGeForce 8600M GTを採用したほか、eSATAやHDMIといった最新のインタフェースを装備。デザイン面では、上面にカーボン調のパネルを採用し、各所に蛍光グリーンの配色を施した。例えば、3Dゲームなどでよく使用するキーの文字をグリーンにしたり、DirectX 10に対応したゲームをプレイ中、本体側面のライトがグリーンに点滅する機構を搭載したりしている。また、キーボード上部にメールやメッセンジャーの着信を表示する小さな液晶を搭載し、ゲームを全画面でプレイしている場合でも、メールやメッセンジャーの着信を確認できるようにした。

 G1SのCPUはCore 2 Duo T7500(2.2GHz)、ハードディスクは120GB、メインメモリーは1GB、ディスプレイは15.4型横長液晶(1440×900ドット)。IEEE802.11a/b/g/n(ドラフト2.0)準拠の無線LAN、130万画素のWebカメラ、SDメモリー、メモリースティックに対応するメモリーカードスロットなどを搭載する。OSはWindows Vista Home Premium。

 一方のW7Sはビジネスシーンでも違和感がないように、シンプルなデザインを採用している。また、Office Personal 2007をプリインストールした。基本仕様が高いブラックはCPUがCore 2 Duo T7500(2.2GHz)、ハードディスクが160GB、メインメモリーが1GB。ホワイトはCPUがCore 2 Duo T7300(2GHz)、ハードディスクが120GB、メインメモリーが1GB。いずれも、IEEE802.11a/b/g/n(ドラフト2.0)準拠の無線LAN、130万画素のWebカメラ、SDメモリー、メモリースティック、xDピクチャーカードに対応するメモリーカードスロットなどを搭載する。OSはWindows Vista Home Premium。