米Hewlett-Packard（HP）が米国時間9月5日，ゲーム・ユーザー向け新型パソコン製品系列「HP Blackbird 002」，携帯情報端末（PDA）「HP iPAQ」製品系列の新モデル，「Windows Home Server（WHS）」搭載サーバーなどを発表した。
HP Blackbird 002は，HPが2006年に買収したカナダのVoodooPCと初めて共同開発した製品（関連記事：HPがゲームPCメーカーVoodooPCを買収，ゲーム部門を新設へ）。アルミニウムきょう体や液冷システムを採用し，ゲーム・ユーザー向けのハイエンド・パソコンと位置付ける。
限定版「HP Blackbird 002 Dedication Edition」の販売を9月15日に開始し，ユーザーが仕様を指定できるBTO方式の注文受け付けを10月1日より行う。価格は仕様によって異なり，2500～7100ドル程度とする。
HPが新たに提供するiPAQは以下の5モデル。管理アプリケーション・スイートやカスタム・アプリケーション初期導入サービス，iPAQ向け位置情報サービスなども用意する。
- 「HP iPAQ 900 Series Business Messenger」：QWERTY配列キーボードを備える第3世代（3G）携帯電話機
- 「HP iPAQ 600 Series Business Navigator」：ナビゲーション機能を備える3G携帯電話機
- 「HP iPAQ 300 Series Travel Companion」：3次元地図対応の携帯用GPSデバイス
- 「HP iPAQ 200 Series Enterprise Handheld」：ビジネス向けのWi-Fi対応PDA
- 「HP iPAQ 100 Series Classic Handheld」：一般向けのWi-Fi対応PDA
またHPは，WHSベースの家庭用サーバー「HP MediaSmart Server」を2007年のホリデー・シーズンに提供すると発表した。価格は，500Gバイト・モデルが599ドル，1Tバイト・モデルが749ドル（関連記事：サーバーの概念を一新する「Windows Home Server」，最速プレビュー）。
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