中央通りに面した電気街の中心地に位置する「ソフマップ秋葉原本館」。以前はヤマギワの本店があった場所である
中央通りに面した電気街の中心地に位置する「ソフマップ秋葉原本館」。以前はヤマギワの本店があった場所である
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「明るく元気に、をテーマに新店舗を作った」と野口進社長
「明るく元気に、をテーマに新店舗を作った」と野口進社長
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4階のパソコン売り場。携帯音楽プレーヤーやヘッドホンの品ぞろえも豊富
4階のパソコン売り場。携帯音楽プレーヤーやヘッドホンの品ぞろえも豊富
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5階の白物家電売り場。エアコンのほか、洗濯機や電子レンジなどが並ぶ。洗濯機の実演コーナーは秋葉原最大級だという
5階の白物家電売り場。エアコンのほか、洗濯機や電子レンジなどが並ぶ。洗濯機の実演コーナーは秋葉原最大級だという
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 ソフマップは2007年9月4日、東京・秋葉原の中央通りに面する新店舗「ソフマップ秋葉原本館」を公開した。6日の午前10時に開店する。パソコン関連商品をはじめ、デジタルカメラ、ゲーム、AV家電のほかエアコンや洗濯機などの白物家電も取り扱う。2006年1月に資本提携でビックカメラの傘下に入ったソフマップは店舗を統廃合するなど再編を進めてきた。秋葉原電気街の中心に位置し、幅広い製品ジャンルを取り扱う新店舗を新生ソフマップの旗印としたい考えだ。

 これまでパソコン関連機器やソフトを中心に扱ってきた同社が、白物家電を店頭で販売するのは初めて。販売サイトでは2006年夏から白物家電を扱っていたものの、「店舗でも取り扱ってほしいという要望が多数あったので、オープンの再編に伴い、新たなカテゴリーにチャレンジした」と野口進社長。製品ジャンルを広げることで新たな顧客を獲得していく考えだ。白物家電の陳列など販売方法は、ビックカメラとの人材交流でノウハウを引き継いだ。

 建物は地上7階で、店舗面積は4600平方メートル。1階は携帯電話や電子辞書、2階はデジタルカメラ、3階は薄型テレビやビデオカメラ、4階はオーディオとパソコン、5階はエアコンや洗濯機など白物家電、6階は時計や照明器具、7階はDVD/音楽CD/ゲームなどのソフトや玩具を販売する。

 これまでの同社店舗では、中古製品を含むパソコン関連機器やソフトを中心に販売してきた。これら製品を求める顧客に対しても継続して訴求するために、秋葉原に点在する店舗の再編も進める。パソコン関連製品は「秋葉原パソコン総合館(従来のヤマギワソフト館)」「秋葉原リユース総合館(従来のカクタソフマップ)」に集約する。この隣接する2店舗を中心としたパソコン関連店舗を「PCタウン」と名付けた。これらの店舗は店内を改装中で、9月6日から13日にかけて開店する。