下位機種「EMP-DM1」が軽々と持ち運べることを長澤まさみさんがアピール
下位機種「EMP-DM1」が軽々と持ち運べることを長澤まさみさんがアピール
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上位機種「EMP-TWD10」はハイビジョン映像をそのまま再生可能なのが特徴
上位機種「EMP-TWD10」はハイビジョン映像をそのまま再生可能なのが特徴
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 セイコーエプソンは2007年9月4日、家庭向け液晶プロジェクター「dreamio」シリーズを一新した。きょう体にDVDプレーヤーとスピーカーを内蔵した一体型のプロジェクターである。別途DVDプレーヤーなどを用意したり、ケーブルを配線したりする必要がなく、単体で映画などを楽しめるのが特徴。「EMP-TWD10」(実勢価格約15万円)と「EMP-DM1」(同約9万5000円)の2機種がある。出荷は9月19日。なお、本製品のテレビCMでは、同社のインクジェットプリンターのイメージキャラクターを務める長澤まさみさんを起用。16日から放映する。

 EMP-TWD10は、液晶パネルの解像度が1280×720ドットで720pのハイビジョン映像を、圧縮せずにそのまま投射できる。明るさは1200ルーメン。「ドルビーバーチャルスピーカー」機能を搭載しており、2本のスピーカーで臨場感や立体感のある音声を再生できる。一方のEMP-DM1は解像度が854×480ドットで、明るさは1000ルーメン。上位機種のEMP-TWD10に比べて性能面では劣るが、小型軽量化を図っている。きょう体の大きさは、従来機「EMP-TWD3」に比べて約50%小さくなり、重さは3.8kgに抑えた。本体のハンドルを使って持ち運べる工夫をしている。専用ケースも付属する。オプションで「天井投射キット」(2000円)が付けられるのはEMP-DM1ならでは。ベッドやソファーに寝ころびながらでも、映画などを鑑賞できるようにした。

 スクリーンをセットにしたモデルも同時に出荷する。上位機種EMP-TWD10については、床に設置してスクリーンを立ち上げるタイプの80型スクリーンが付属する「EMP-TWD10S」(実勢価格約16万円弱)を用意。下位機種EMP-DM1の場合は、スタンドを利用してつり下げるタイプの80型スクリーンが付属する「EMP-DM1S」(同約10万円弱)も選べる。