ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、「プレイステーション3(PS3)」「プレイステーション・ポータブル(PSP)」のシステムソフト配信用に米ライムライト・ネットワークスの「デジタルメディアCDN」を採用した。最大150Mバイトのデータを配信できるという。

 SCEは、ゲーム・ソフトウエアのCDN(コンテンツ配信ネットワーク)用に、米アカマイのサービスを活用している。今回は、ゲーム機の基盤となるシステムソフトのアップデートに限定した形でライムライトのサービスを活用することになるもようだ。

 ライムライトによると、同社のデジタルメディアCDNは大容量のメディア配信に向くという。これまでも、マイクロソフトの「Xbox」や、MSNBC.com、FOXNews.comなど、映像・メディア系の顧客を獲得している。8月23日には、音楽や映像を含むコンテンツ配信に関して、マイクロソフトと数年にわたる長期契約を発表している。