インターネットイニシアティブ(IIJ)は9月3日、緊急地震速報の試験サービスを10月中に開始すると発表した。法人向けインターネット接続サービスの契約ユーザーを提供対象とする。
ユーザーは自社負担で緊急地震速報の受信装置を導入する必要がある。また、サービス費用は来年3月までを予定する試験期間中は無償だが、「その後は有償にするかどうかを含めて検討していく」(IIJ)という。IIJは気象庁の外郭団体である財団法人気象業務支援センターから緊急地震速報を受信し、各ユーザーへと配信する。
緊急地震速報は地震の揺れをネットワーク経由で先回りで伝える気象庁のサービス。10月1日からテレビなどを通して一般への配信が始まる。