マイクロソフトは2007年9月3日、メールサービス「Windows Live Hotmail」の受信トレイ容量を5GBに拡大したと発表した。加えて、自動応答機能など複数の新機能を盛り込んだ。

 Windows Live Hotmailは、無償で提供するメールサービス。従来は2GBだった容量を5GBに拡大した。またこの変更に伴い、有償版「Windows Live Hotmail Plus」の受信容量を、従来の4GBから10GBに増やした。

 機能強化も図った。休暇取得中など長期不在時に自動応答メールを送る、複数のWindows Live Hotmailアカウントを保有している場合にほかのアカウントにメールを自動転送するなどの新機能を用意。既にアドレス帳に登録している人を再度登録しようとすると警告を出したり、フィッシング詐欺メールと判断されたメールを同社に報告したり、といったことも可能になった。加えて「Outlook」との連携を強化し、Outlookから送られた会議出席依頼のメールに対して出欠席の返信を送れるほか、Windows Live Hotmail内のカレンダーに会議予定を反映できるようになった。