ソフトバンクモバイルは8月28日,KDDIと沖縄セルラー電話が27日に発表した料金プランの統一(関連記事)を受け,au対抗の新料金プラン「オレンジプラン(WX)」を追加した。

 ソフトバンクモバイルは現在,auのCDMA 1X対抗で「オレンジプラン(X)」,CDMA 1X WIN対抗で「オレンジプラン(W)」をそれぞれ提供している。(X)と(W)は10月31日で新規申し込みとプラン変更の受け付けを終了し,11月1日から(WX)に一本化する。ただし,(X)と(W)の既存ユーザーは今後も継続して利用できる。

 (WX)の基本料は,SSプランが3570円,Sプランが4725円,Mプランが6720円,Lプランが9765円,LLプランが1万5540円など。(WX)は現行の(W)と基本的に同じだが,以下の三つの点が異なる。(1)主に法人向けとなる「デイタイムS」(基本料は3990円)と「デイタイムL」(同9765円)を新たに追加,(2)パケット通信料を(W)の0.21円/パケットから0.105円/パケットに値下げ,(3)学生を対象に1年単位の契約で基本料や同社携帯電話への通話料などを半額にする「学生割引」に対応--である。

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