Q35チップセットを搭載したビジネス向けデスクトップPCの「OptiPlex 755」
Q35チップセットを搭載したビジネス向けデスクトップPCの「OptiPlex 755」
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 デルは2007年8月27日、企業向けデスクトップパソコン「OptiPlex 755」を発売した。同日から提供を開始する。価格は最小構成で7万6650円、同社推奨構成で22万8690円。

 インテルの次世代チップセットの「Q35 Express(ICH9DO)」をいち早く搭載した。Q35 Expressは、インテルが提唱した企業向けのプラットフォームであるvProテクノロジーに対応しており、低消費電力での動作、高度な運用管理機能、セキュリティ機能の強化を特徴とする。また、パソコンを遠隔操作可能な「iAMT」にも対応する。

 セキュリティチップの「TPM 1.2」を標準搭載しており、Windows Vistaのハードディスク暗号化機能である「BitLocker Drive Encryption」に対応する。また、オプションでICカードや指紋リーダーによる認証も可能。

 搭載するCPUやメモリー、きょう体などはBTOで選択する。CPUの選択肢はCore 2 Quad、Core 2 Duo、Pentium Dual Core、Celeronとなる。OSはWindows VistaまたはWindows XPであり、OSをプリインストールしない構成も選択できる。

 きょう体は、5.25インチベイを2つ備える「ミニタワー」、5.25インチベイを1つ、ロープロファイルのPCIスロット3つを備える「デスクトップ」、5.25インチベイを1つ、ロープロファイルのPCIスロット2つを備える「スモールフォームファクタ」を用意している。また、10月中旬には80×263×252.8mmと省スペースな「ウルトラスモールフォーム」モデルも用意する。

 そのほか、ハードディスクを2台搭載した場合は、無償でRAID 1構成にすることができる。