ネット上のデータによるマーケティングの支援サービスなどを提供する、きざしカンパニーは個別企業の要望に応じてブログ上の評判を分析する「きざしレポーティングサービス」を8月27日にリニューアルする。「あらかじめ分析形式を用意しておくことで分析を依頼しやすくした」と潮 栄治社長は説明する。

 今回から4種類の図やグラフで調査結果を提供する。4種類の分析形式は、これまで依頼企業の指定が多かったもの。従来は、どのような形式で調査結果を見たいかを依頼企業が細かく指示しなければならなかったため、依頼するにしてもある程度の分析知識が求められていた。

 分析方法は(1)俯瞰分析、(2)推移分析、(3)対象分析、(4)印象分析の4種類。(1)では依頼企業が指定したキーワードがどのような語句と共に語られることが多いかを、言葉の関係性を示す「マインドマップ」で図示する。(2)ではキーワードが書き込まれた量を時系列で並べた折れ線グラフを示す。(3)では競合製品など、調査したいキーワードの比較対象となるキーワードを指定し、その違いを調べる。主に、一緒に語られることの多い名詞からその違いを特定する。(4)ではキーワードと共に語られた形容詞に着目。そのキーワードが好印象を持たれているかそうではないかを調べる。料金は1レポート当たり45万円から。