IP電話事業者のフュージョン・コミュニケーションズは8月10日,役員体制の変更を発表した。同日付で,大島悦郎代表取締役社長が退任し,楽天の三木谷浩史代表取締役会長兼社長がフュージョンの代表取締役社長執行責任者を兼任する。

 楽天は6月19日にフュージョンの買収を発表。8月7日には,東京電力が保有するすべてのフュージョン株式を楽天子会社の楽天メディア・インベストメントが取得した。その結果,楽天グループは現在,フュージョンの発行済み株式の54.27%を保有している。