「RSA FraudAction」のイメージ図(ソニー銀行の発表資料から引用)
「RSA FraudAction」のイメージ図(ソニー銀行の発表資料から引用)
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 ソニー銀行は2007年8月9日、RSAセキュリティが提供するフィッシング詐欺対策サービス「RSA FraudAction(アールエスエー・フロードアクション)」を導入したことを発表した。これにより、同行をかたるフィッシング詐欺サイトを短時間で閉鎖できるという。

 RSA FraudActionは、フィッシング詐欺サイトを迅速に閉鎖するサービス。サービス加入企業からフィッシング詐欺サイトの報告を受けると、詐欺サイトが置かれているインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)やホスティング事業者などと交渉して閉鎖させる。同社によれば、詐欺サイトの発見(報告)から最短で5分、平均5時間で閉鎖しているという。

 国内の金融機関では、みずほ銀行や三井住友銀行、ジャパンネット銀行などが、RSA FraudActionの導入を公表している。みずほ銀行と三井住友銀行は2007年6月に、ジャパンネット銀行は2007年7月に公表した。