写真1●既存のFON専用ルーターから機能を拡充した「La Fonera+」
写真1●既存のFON専用ルーターから機能を拡充した「La Fonera+」
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写真2●本体のイーサネット・ポートが2つに
写真2●本体のイーサネット・ポートが2つに
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写真3●La Foneraに取り付ける外部アンテナ「La Fontenna」
写真3●La Foneraに取り付ける外部アンテナ「La Fontenna」
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 フォン・ジャパンは8月8日,FON専用無線LANルーターの新版「La Fonera+(ラ・フォネラ・プラス)」(写真1)を8月11日から発売すると発表した。同社は,草の根型の公衆無線LANサービス「FON」(関連記事)を展開している。

 La Fonera+は,販売中のFON専用無線LANルーター「La Fonera(ラ・フォネラ)」の上位機にあたる。La Foneraとの違いは,(1)本体のイーサネット・ポートの数を1個から2個に増やした(写真2),(2)従来から備える外部アンテナに加え本体内部にもアンテナ機能を装備,(3)本体LEDの数を3個から4個に拡大し,表示機能を緑色の単色から緑とオレンジの2色表示に変更,--の3点となる。機能を拡充したため,価格は従来機種の1980円よりも高くなり,3800円となった。なおLa Fonera+とLa Foneraは併売する方針という。

 La Foneraに取り付け可能な外部アンテナ「La Fontenna(ラ・フォンテナ)」(写真3)も8月24日に発売する。価格は1980円。La Foneraが備えるアンテナを取り外し,La Fontennaに付け替えることで,無線LANの電波の到達距離を約5倍に延ばせるという。

 ちなみに新版であるLa Fonera+へのLa Fontennaの取り付けは,「国内で無線LANの電波を発信するための技術基準適合証明を受けている最中のため,当初は組み合わせて使用することはできない」(フォン・ジャパン)。証明が取れ次第,La Fonera+に対応するという。

 両製品ともに,FONのWebショップのほか,九十九電機,ノジマ,PCデポで販売する。