中国のIT系ポータルサイトの中関村在線は2007年7月末、ユーザーが興味を持っているデジタルカメラに関する調査結果を発表した。一番好きなメーカーの第1位はキヤノン(31.3%)。2位以下にはソニー(20.7%)、ニコン(10.9%)、韓国サムスン電子(9.3%)、松下電器産業(5.2%)、富士フイルム(5.1%)、オリンパス(4.7%)、米コダック(4.6%)、リコー(2.2%)、カシオ(2.0%)が続き、上位10位のうち8社を日本メーカーが占めた。中国メーカーの最高位は愛国者(1.4%)の12位。

 ユーザーが興味を持っているデジタルカメラの仕様に関する調査では、画素数別では「700万画素」(39.5%)が最も多く、以下「600万画素」(21.0%)、「1000万以上画素」(17.3%)、「800万画素」(16.4%)、「500万画素以下」(5.8%)と続いた。ただし、2位の「600万画素」は1月の同社調査では31.9%だったが6月には13.3%と大きく後退しており、代わりに「800万画素以上」の割合が大きくなっている。

 興味を持っているデジタルカメラのうち、コンパクトデジカメが全体の約9割で、残りをデジタル一眼レフが占めた。

 購入に意欲を持つ価格帯では「2001~2500元(約3万1400~3万9200円」が31.7%で1位。「1500~2000元(約2万3500~3万1400円)(24.8%)、「1500元未満(約2万3500円未満)」(18.9%)と続く。