携帯電話機向けのLinux導入を推進する団体「LiMo Foundation」は、新たに会員が加わったことを発表した。設立企業である米モトローラ、NEC、NTTドコモ、パナソニック モバイルコミュニケーションズ(PMC)、韓国サムスン電子、英ボーダフォンに加え、今回はアプリックス、米セルナイト、韓国LG Electronics、米マカフィー、米ウインドリバーがコアメンバーとして、英ARM、米ブロードコム、スウェーデン エリクソン、米イノパス、韓国KTF、米モンタビスタ・ソフトウエア、オランダNXPがアソシエート・メンバーとして加入する。

 LiMo Foundationは2007年1月に設立された団体であり、世界共通で利用できる携帯電話機向けソフトウエア・プラットフォームの開発を目指している。同団体は、2008年前半には、LiMoベースのソフトウエアを搭載した商用機が登場するものと見込んでいる。