ソフトバンクモバイルは8月1日,第3世代携帯電話(3G)の基地局数が同日付けで4万6000局を突破したと発表した。当初予定からは約4カ月遅れとなったが,孫正義社長が掲げたを公約を達成した。

 ソフトバンクは2006年4月に英ボーダフォン傘下にあったボーダフォン日本法人を買収。その後,2006年5月に行われたソフトバンクの決算発表会において,孫社長は携帯電話事業に関して「四つのコミットメント」を掲げた。その一つが,2007年3月末までに4万6000局の3G基地局を整備することだった(関連記事)。

 ソフトバンクがボーダフォンを買収した2006年3月末時点での3G基地局数は2万1000局。1年4カ月で2万5000局を増設し,2倍以上にした格好だ。