左から春日原森社長、アールサポート社のソー・ヒョンス社長とアン・チョンホン日本支社長
左から春日原森社長、アールサポート社のソー・ヒョンス社長とアン・チョンホン日本支社長
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OrangeOne(東京都新宿区、春日原 森社長)は大手通信会社やインターネットサービスプロバイダ(ISP)、パソコン量販店などに向けて、パソコンのヘルプデスクサービスの支援プログラム「GROPP」を発売する。

 GROPPは、韓国のアールサポート社が開発したリモートコントロール技術を活用しており、ソフトや構築ノウハウ、運用コンサルティング、カスタマイズなどを含んでいる。初心者なども含めた一般ユーザーのトラブル対応を解決できるようにしている。インターネットを介してユーザー側とヘルプデスク側が同じパソコン画面を共有できるので、初心者ユーザーがパソコン操作に手間取っても、迅速に対応できるようになる。アールサポート社は既に韓国でPCドクター社に同モデルを提供しており、約30万人が活用しているという。

 既に同様な機能を備えるソフトは、アールサポート社とITベンダーが国内販売しており、約1000社に導入されているという。今回、本格的に日本市場を開拓するため2006年11月にアールサポート社と日本のNKホールディングス、ジェネサスの3社が合弁会社としてOrangeOneを設立した。8月1日から販売を開始して初年度は1~2社とパートナーシップを結び、来年度はさらに3~5社と結ぶ計画。2010年までには約500万人のユーザーを確保したい考えだ。