日本マクドナルドホールディングスとNTTドコモは、マクドナルドの会員向けにプロモーション活動を企画・運営する新会社「JV(ジェイブイ)」を2007年7月31日に設立する。出資比率はマクドナルドが70%、NTTドコモが30%である。代表取締役社長は、日本マクドナルドの前田信一 執行役員 インフラシステム本部長が兼務する。

 新会社の狙いは、決済機能付きの携帯電話機「おサイフケータイ」による新しい価値を創造することだという。マクドナルドはNTTドコモが推進する電子決済サービス「iD」が利用できるリーダー/ライターを2007年10月から、国内約50店舗に導入、2008年7月以降には東京都や関西圏の大都市圏に拡大することにしている。その後、順次全国のマクドナルド店舗に導入する予定。これと並行して、2008年2月には新会員組織を設立、おサイフケータイによる会員証を発行する。