KDDIは2007年7月30日、自社で提供している複数のポータルサイトを9月下旬をメドに統合・刷新すると発表した。新名称は「au one」で、携帯電話のサービス名として認知度が高い「au」ブランドを携帯電話以外のサービスにも適用し始める。
統合対象となるのは、携帯電話向けコンテンツサービス「EZweb」、パソコン向けのインターネット接続サービス「DION」、携帯電話とパソコンの連動コンテンツサービス「DUOGATE」の各メニュー画面。9月下旬以降は「au one」の名称でサービスを提供し、携帯電話向けとパソコン向けのユーザーインタフェースの統一も図る。au oneでは米グーグルとの協業によりグーグルのメールサービス「Gmail」を用いたメール機能を提供する。また、ニュースやブログ、音楽配信サイト「LISMO」、百科事典サイト「Wikipedia」などのコンテンツの横断検索機能も備えた。
併せて、インターネット接続サービスとしてのDIONは「au one net」と名称を変更する。現行のDIONユーザーは「○○@dion.ne.jp」のアドレスをそのまま継続して使用可能。また、現在「http://○○.dion.ne.jp/○○」のURLで提供しているコンテンツも、そのままアクセス可能とする。名称変更後に新規に割り当てるメールアドレスは、「○○@△△.auone-net.jp」(△△はKDDIが指定するサブドメイン名)となる。
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