NTTデータは7月27日、事業継続計画(BCP)の策定や内部統制対応、セキュリティ認証の取得などITのリスク管理に関する調査・コンサルティングを専門とする子会社「日本リスクマネジメント」を解散すると発表した。当初想定した事業規模に到達せず、今後の見通しが立たないと判断したため。2008年2月末までに清算する。

 日本リスクマネジメントは2001年1月の設立で資本金は1億円。持株比率はNTTデータが60%、竹中工務店が30%、ビジネスブレイン太田昭和が10%。2007年3月期の売上高は1億7300万円で営業損益は2000万円の赤字だった。

 日本リスクマネジメントの社員9人は、官公庁のシステム化を支援するNTTデータの100%子会社「NTTデータポップ」に移る。