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 オンライン・トレード用のソフトを開発・販売するシーエムシーは、Web APIを用いて自動売買を実行するソフトを開発した(写真)。8月6日から提供開始する。利用するWeb APIは、ひまわり証券がオンライン・トレード・システムとして外部に公開しているものである。

 製品は、大阪証券取引所の日経225先物に対応した「EX225」と、東京証券取引所のTOPIXに対応した「EX-TPX」がある。同社は、これまでも自動売買ソフトを提供していたが、取引の指示を出して内容が反映されるまでに5分程度かかっていた。Web APIを利用してプログラム間通信にすることで、ほぼリアルタイムになる。価格は、EX225が98万円から。

 ひまわり証券は今年4月に、オンライン・トレード・システムを変更し、Webサービスとして実装しなおした。開発工数は6人月で、費用は約500万円だった。EX225は、これを利用した製品の第1弾として提供開始される。