NTT東日本とNTT西日本は7月26日,それぞれのFTTHサービス(東はBフレッツ,西はフレッツ・光プレミアム)を使い,自宅監視などができるセキュリティ機器を発表した。名称は「フレッツ ホームセキュリティ」。7月27日から販売する。
同製品のラインナップは,(1)監視カメラ「ひかりホームカメラ HC-1000」と(2)監視カメラやセンサーなどのパッケージ「フレッツホームセキュリティ HS-1000」の二つ。
(1)は,NTT東西のFTTHを引き込んである宅内に設置し,遠隔からフレッツフォンやNTTドコモのFOMAから宅内の映像の確認などができる(写真1)。同製品は無線LAN対応で,価格は2万9400円。
(2)は,NTTテレコンが提供するASPサービス「ディフェンスサポート」を組み合わせ,宅内に設置したカメラやセンサーと連携し,“自宅のドアや窓が開いた”などの異常を携帯電話へ通知したりできる。異常時の検知やエアコンの操作など,実現したい機能により三つのパッケージプランを用意している(写真2)。プランによっては,携帯電話を使い,外出先から部屋の照明やエアコンのスイッチ操作も可能である。価格は7万350~14万1750円。