米CNNが放送した米大統領選民主党候補の討論会で,米Google傘下のビデオ共有サービス「YouTube」を利用した質疑応答が行われた。YouTubeのNews & Politics部門責任者であるSteve Grove氏が公式ブログへの投稿で米国時間7月24日に報告したもの。

 討論会は,サウスカロライナ州チャールストンで米東部時間7月23日午後7時より開催され,8人の候補者が出席した。YouTube内の大統領選カテゴリ「You Choose 08」に投稿された多数のビデオ質問状の中から39件がとりあげられた。

 質問の内容は,イラク戦争,環境問題,同性結婚など。「単刀直入の質問や,心から訴えかける質問が寄せられたが,一部不謹慎なものもあった」(YouTube)。質疑応答の様子はYouTube内の討論会サイトで視聴できる。

 なお,CNNとYouTubeは,9月17日に予定している共和党候補者の討論会でも同様の放送を行う計画である。共和党候補者へのビデオ質問状はYouTubeのWebサイトで9月16日まで受け付けている。

[Grove氏のブログ投稿記事]