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「今こそ企業はアジャイル開発に目を向けるべき」,米IBMに“転職”したScott Ambler氏が語る

安藤 正芳=日経ソフトウエア 2007/07/23 日経ソフトウエア

IBMのAmbler氏 「アジャイル開発手法は,すでに溝(chasm)を超えている。日本ではまだ普及は進んでいないと聞いているが,今こそ企業はアジャイル開発に目を向けるべきだ」。こう話すのは,米IBMでアジャイル開発のPractice Leaderを務めるScott W Ambler氏(写真)。

 Ambler氏は,データベース設計をアジャイル手法で進める「Agile Modeling」や,反復型開発プロセスのRUPをエンタープライズ向けに拡張した「EUP(Enterprise Unified Process)」などの活動で知られる,アジャイル開発分野の“有名人”の一人。社長を務めていた米Ronin Internationalを経て,現在はIBMに所属している。

 同氏がIBMに移ることを決めたのは,アジャイル開発手法の利用が本格化していく現状では,IBMのような大企業が自分の活躍の場としてふさわしいと判断したからだ。冒頭の“溝”とは,ジェフリー・ムーア氏の「キャズム理論」に出てくる用語で,「溝を超える(crosing the chasm:同氏の書籍名でもある)」とは,普及の初期段階を超えて,本格的な普及期に移行しつつあとることを意味する。

 Ambler氏は,「ある調査によると,米国企業の69%がプロジェクト内に,アジャイル開発手法を取り入れている。ここには大手製造業や銀行なども含まれている。もはや,トラディショナルな開発手法に限界が来ていると多くの人たちが感じているからだ」と話す。「残念ながら,そうした大手の企業はRoninに仕事を依頼しない。頼むのはIBMのように,ソフトウエア開発の分野で“溝”を超えている企業だ」(同)。

 Ambler氏はIBMで,アジャイル開発手法を大規模で複雑なシステム開発に適用できるようにするための活動を主導していく。「アジャイル開発手法の適用範囲を広げていくためには,新たなモデリングやプロジェクトマネジメントの手法,ツールなどが必要になる」(Ambler氏)。例えば,リーン生産方式(トヨタ生産方式)の考え方とアジャイル開発手法を組み合わせたプロジェクトマネジメント手法の確立に取り組んでいる(その成果の一部は,IBMのWebマガジン「Rational Edge」6月号で紹介している)。

 ちなみに,アジャイル開発におけるプログラミング言語については,「Javaが最も使われているのは確かだが,言語そのものが問題ではない。Visual BasicやRuby,COBOLでの実績もある」とAmbler氏は話す。Rubyに関しては,「Ruby on Railsはとてもよい機能を持っている。特にデータベース周りのリファクタリングで威力を発揮する。もっと多くの人に注目されてよい」と語った。

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