東京電力は7月18日午後4時、柏崎刈羽原子力発電所における放射線量のインターネット公開システムを復旧させた。新潟県中越沖地震の揺れで機器が故障もしくは回線が切断し、情報を提供できない状態となっていた。

 東電によると「故障した場所や、復旧時の作業内容については確認中」(広報部)という。

 この公開システムでは、原発周辺における大気中の放射線量をモニタリング・ポストと呼ぶ装置で監視している。このほか、原子炉の排気筒の空気、排水設備近くの海水、それぞれの放射線量の情報も提供している。

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