富士重工業は新潟県中越沖地震の影響で、軽自動車の生産ラインを停止する。7月19日午後から21日中までで、約1500台分が対象となる。

 被災したリケンの柏崎工場から部品の納入が止まったため。具体的には、エンジンを構成するピストンリングと呼ぶ部品である。

 富士重工によると、「軽自動車に関してはピストンリングを100%リケンから調達している」という。減産した分は、ラインの再開後に稼働率を上げるなどで挽回する。

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