注目の書籍

好評発売中!

IT業界徹底研究就職ガイド2013年版

IT/ネット業界で働くと いうことを分かりやす く解説。2013年3月卒 業の学生向けの1冊。

必聴講座ご紹介

Cloud Days Tokyo 2012
クラウド時代を勝ち抜く企業戦略を考える

エムオーテックス


Cloud Days Tokyo 2012
クラウド時代の企業インフラとユーザー環境の姿

ヴイエムウェア


Cloud Days Osaka 2012
クラウドでIT維新を〜ビジネスを加速させるベストプラクティス

アマゾン データ サービス ジャパン

情報システム

ニュース

ITpro

SAPジャパンがAdobe AIRベースのクライアントを2008年に出荷

2007/07/18
日川 佳三=ITpro
アドビシステムズ社長のGarrett J. Ilg氏(写真左)と,SAPジャパン社長のRobert Enslin氏(写真右)
アドビシステムズ社長のGarrett J. Ilg氏(写真左)と,SAPジャパン社長のRobert Enslin氏(写真右)
[画像のクリックで拡大表示]
SAP Interactive Forms by Adobe
SAP Interactive Forms by Adobe
[画像のクリックで拡大表示]

 業務アプリケーションの構築・実行環境を提供するSAPジャパンは2008年にも,米Adobe SystemsのGUI環境「Adobe AIR」(旧称Apollo)ベースのクライアントを出荷する。また,この7月には,アドビシステムズ日本法人の人員が2人参画する全12人のプリセールス組織「アドビ・コンピテンスセンター」をSAPジャパン内に設立した。SAPジャパンとアドビシステムズが共同で組織を立ち上げるのは,今回が初めてである。

 アドビ・コンピテンスセンターは,プリセールス9人(SAPジャパンが8人,アドビシステムズが1人),技術者3人(SAPジャパンが2人,アドビシステムズが1人)の合計12人で構成する。SAPジャパン内に設置し,SAPジャパンの営業活動を支援する。SAPジャパンのユーザー企業から見たメリットは,アドビシステムズの参画により,SAPジャパン製品の機能の向上が見込める点や,情報が入手しやすくなる点などである。

 SAPジャパンの親会社である独SAPは,SOA(サービス指向アーキテクチャ)のためのEAI(Enterprise Application Integration)ツール群「SAP NetWeaver」を持つJ2EEアプリケーション・サーバー・ベンダーでもあり,比較的大規模なシステムを得意としている。一方のAdobe Systemsは,PDF文書やFlashなど,業務アプリケーション画面をリッチ・クライアント化する技術に長けたベンダーである。ColdFusionと呼ぶWeb画面の生成機能に注力したアプリケーション・サーバー製品も持つ。

 SAPとAdobe Systemsの協業は2002年に開始された。SAPから見れば,PDF文書などを用いたリッチ・クライアント化によってSAP製品群の使いやすさが高まり,結果としてSAP製品群のユーザー数を増やせる,という狙いがある。一方,Adobe Systemsから見れば,SAP NetWeaverへのOEM供給によって,販売経路を拡大できる。

 技術供与の具体的な成果として,SAPは2005年第2四半期,PDFをSAP製品のGUI画面として利用するミドルウエア「SAP Interactive Forms by Adobe」を,SAP NetWeaver製品群に組み込んで出荷した。こうした製品には,FlashでGUI画面を開発する「Adobe Flex」をベースとする「SAP NetWeaver Visual Composer」などもある。

 2008年には,SAPのクライアント環境である「SAP NetWeaver Business Client」を,「Adobe AIR」(Adobe Integrated Runtime,旧称Apollo)ベースにするという。Adobe AIRは,Flashなどを用いたWebアプリケーションを,デスクトップ・アプリケーションとしてネットワークに接続していない状態でも利用できるようにするものである。

この記事に対するfacebookコメント

nikkeibpITpro

読みましたか? 〜 未読記事をご紹介