米BEA Systemsは米国時間7月17日,企業向けにソーシャル・コンピューティング機能を提供する製品群(Suite),「BEA AquaLogic Pages」「同Ensemble」「同Pathways」をリリースした。この製品群により,既存のITインフラをWeb 2.0技術と結び付けることができるとしている。

 AquaLogic Pagesは,コンポーネントを組み合わせたWebアプリケーションの構築を支援するマッシュアップ・ビルダー。コンポーネントのドラッグ&ドロップによりページを作成するほか,企業システム,RSSフィード,Webサービスからデータをコンポーネントに取り込める。

 Ensembleは,Webリソースの管理および開発者中心型のマッシュアップ作成を支援するツール。Webアプリケーションへのウィジットの組み込みを可能にするほか,セキュリティ,プロビジョニング,行動追跡機能を提供する。

 Pathwaysは,企業におけるソーシャル・ネットワークの形成を支援するもの。既存のコンテンツからコレクションを作成できるほか,ソーシャル・ブックマークやソーシャル・タギングや検索機能を提供する。

 今回発表した3製品は,米Googleの組織向け検索アプライアンス「Google Search Appliance」,ミニ・アプリケーション「Google Gadgets」,オンライン・アプリケーション・サービス「Google Apps」と連携できるという。

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