7月16日、午前10時過ぎに発生した新潟県中越沖地震で、新潟県を基盤とする、第四銀行、北越銀行のオンライン・システムは通常通り稼働していることが分かった。両行とも「休日明けから平常通りに営業する予定」としている。

 北越銀行は震源に比較的近いエリアに自社のデータセンターを保有しているが、マシン・ルームの床全体が免震構造となっている。また、第四銀行は新潟市にある自社と他県にある日本IBMのセンターにシステムを設置し、運用している。

 なお、両銀行とも、柏崎市のそれぞれ1店舗で、燃料による自家発電機でATM(現金自動預け払い機)を稼働させている。北越銀行は「今後の余震などで、他の店舗でも自家発電が必要となる可能性があるため、燃料を手配している」という。


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