中国のIT系ポータルサイトの中関村在線は、2007年7月、ユーザーが興味を持っているノートパソコンに関する調査結果を発表した。

 好きなメーカーの第1位は「米ヒューレット・パッカード(HP)(20.3%)」。一方、同じ米国メーカーの「デル(9.0%)」は4位だった。2位は台湾メーカーの「アスーステック・コンピューター(17.5%)」、3位は「レノボ(13.1%、ThinkPadブランドは除く)」。日本のメーカーでは「ソニー(5.0%)」が8位、「東芝(1.7%)」が10位となった。ちなみに「米アップル(1.5%)」は中国ではあまり販売されていないものの、東芝に続く11位となった。

 購入したいと感じる価格帯は、1位が「6001~8000元(約9万7000~12万9500円、35.1%)」、2位が「6000元以下(約9万7000円以下、24.7%)」、3位が「8001~1万元(約12万9500~16万2000円、20.8%)」。合計すると、8割以上の回答者がノートパソコンで1万元(16万2000円)以下の機種を興味の対象としている。

 ノートパソコンが搭載するモニターの大きさについては、「14.1型(62.6%)」を支持する層が半数以上を占めた。2位以下は「15.4型(14.0%)」「12.1型(8.1%)」「13.3型(6.7%)」となっている。また、形状として、横長液晶のモデルを回答者の84.2%が支持した。

 本調査は中関村在線の読者を対象に毎月行っているWebアンケートの結果について2007年上半期(1~6月)分をまとめたもの。