ヤマダ電機「LABI池袋」。ビルの上にはアドバルーンも飛んだ
ヤマダ電機「LABI池袋」。ビルの上にはアドバルーンも飛んだ
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山田社長やヤマダ電機イメージキャラクターの高嶋政伸氏がテープカット
山田社長やヤマダ電機イメージキャラクターの高嶋政伸氏がテープカット
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目玉商品は開店前に品切れとなった
目玉商品は開店前に品切れとなった
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 家電量販店のヤマダ電機は2007年7月13日、同社としては3店目となる都市型店舗「LABI池袋」を東京・豊島区にオープンした。新聞の折り込み広告やテレビCMなどで開店セールを知った数多くの人々が、目玉商品を目当てに300メートルを超える行列を作った。

 朝5時になるまで、店舗の前に並ぶことを店側が規制していたものの、その後は数多くの人々が集まり、大行列が出来上がった。開店時間の午前10時になると、行列は店舗の北東に長く伸び、豊島区役所の先の首都高速ガード下まで到達していた。開店1時間前には目玉商品の整理券を配布し、約8万円の32型液晶テレビや約7万円のノートパソコンなど、限定商品はすぐに品切れとなった。

 オープニングセレモニーで山田 昇 社長兼CEOは「お値打ちの商品をお手ごろの価格でサービスする。親切な接客を心がける。買っていただいた後も、アフターサービスをしっかりやらせていただきます」とあいさつ。ヤマダ電機のイメージキャラクターで俳優の高嶋政伸氏も登場し、店舗の玄関前でテープカットを行った。

 店内で特に多くの人でにぎわっていたのが、3階のパソコン売り場。10万円前後のA4サイズのノートパソコンなど、値ごろ感のある製品がそろっており、ほかのフロアと比べて温度が1~2度高いのではないかと感じるほどの熱気だった。価格表示に斜線を付けて「更に値引きします」と表示する、いわゆる“バッテン価格”を提示していた。値札には「更に10%以上ポイント進呈します」「現金値引きだけでもいたします」とも書かれており、値ごろ感のある製品を探すために、店員の話を熱心に聞く人々の姿が目立った。


行列は300m以上先の首都高速ガード下まで
伸びていた
パソコン売り場はものすごい熱気