米Microsoftは,セキュリティ・スイートの新版「Windows Live OneCare 2.0」のベータ1版を公開した。Microsoftが米国時間7月12日に明らかにしたもの(関連記事:Microsoft,セキュリティ製品の「OneCare」を早くも「2.0」に)。

 Windows Live OneCareは,オンライン・サービスとソフトウエアを組み合わせ,自動アップデートなどのパソコン保護機能を提供する有料ソリューション。リアルタイムのウイルス/スパイウエア対策機能,ファイアウオールといったセキュリティ機能に加え,柔軟なファイル・バックアップ機能やデフラグといったパソコンのチューニング機能なども備える。パソコンがオンライン状態の時に,自動的に最新版にアップグレードし,最新機能や強化機能を追加する(関連記事:Microsoft,Vista対応セキュリティ・サービス「Windows Live OneCare」を17カ国で提供)。

 新版は,複数のパソコンを管理する機能やネットワーク管理機能を追加したほか,プリンタ共有などの機能を搭載し,「近代的な家庭(のパソコンおよびネットワーク)環境における問題解消を図る」(MicrosoftのWindows Live OneCare主任製品マネージャであるGina Narkunas氏)。またバックアップ機能を強化し,複数のパソコンを集中バックアップできるようにした。

 米メディア(internetnews.com)によると,Windows Live OneCare 2.0では,1契約で最大3台のパソコンを管理できるという。

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