米Googleは米国時間7月11日,地域検索/地図検索サービス「Google Maps」用ミニ・アプリケーション「Mapplet」の正式提供を開始した。Googleが同日明らかにしたもの。
Mappletは,Google Mapsと連携可能なミニ・アプリケーション。「Google Maps API」をベースとしており,JavaScript経由で地図を操作する「Google Gadgets」である。これまで開発者向けプレビュー版として限定公開していた(関連記事)。
Mappletを利用すると,Google Mapsの地図上にさまざまな情報を重ねて表示できる。例えば,不動産や映画の検索機能や,地図上で距離を測る機能,ホテル情報/天気予報/ガソリン価格などの表示機能のほか,動画共有サービス「YouTube」のビデオを再生するMappletもある。Mappletで情報を付加した地図は,コメントを付けて保存したり,友人などに公開したりすることも可能。
Google Mapsの「My Maps(マイマップ)」タブで「Add content(コンテンツを追加)」をクリックすると,Mapplet一覧ページにアクセスできる。各Mappletの「Add it to Maps(Googleマップに追加)」ボタンをクリックすれば,利用を始められる。現在100種類以上のMappletがある。
またGoogleは,Mappletの開発に必要な情報をWebサイトで公開している。
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