写真●「Citrix EdgeSight」の管理画面
写真●「Citrix EdgeSight」の管理画面
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 シトリックス・システムズ・ジャパンは7月10日,同社のシン・クライアント・システム向け性能監視ソフト「Citrix EdgeSight 4.5」を発売した。従来提供してきたサーバー監視機能に,クライアント監視機能を加えた。サーバーとクライアントの動作状況を統合監視することで,トラブルを未然に防いだり、トラブル発生時に原因個所を切り分けたりするのに効果を発揮する。

 EdgeSight 4.5は,同社のシン・クライアント・サーバーを監視するための「EdgeSight for Presentation Server」と,同クライアントを監視するためのエージェント「EdgeSight for Endpoints」の2製品から成る。前者がCitrix Presentation Server,後者がクライアント・ソフトおよびその他ローカル・アプリケーションの動作状況を監視・記録することで,システム負荷やエンドユーザーの待ち時間などの情報を一体的に可視化する。

 価格はサーバー監視用のCitrix EdgeSight 4.5 for Presentation Serverが7万6125円から,クライアント監視用のCitrix EdgeSight 4.5 for Endpointsが5万4075円から(いずれも5ユーザー時)。なおシン・クライアント製品の最上位版「Citrix Presentation Server Platinum Edition」はEdgeSight 4.5 for Presentation Serverの機能を標準で備えるため,同製品のユーザーはEdgeSight for Endpointsを追加購入する形になる。

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