RSAセキュリティは2007年7月9日、同社のフィッシング詐欺対策サービス「RSA FraudAction(アールエスエー・フロードアクション)」をジャパンネット銀行が導入することを発表した。導入時期は2007年8月ごろを予定。

 RSA FraudActionは、フィッシング詐欺サイトを迅速に閉鎖するサービス。サービス加入企業からフィッシング詐欺サイトの報告を受けると、詐欺サイトが置かれているインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)やホスティング事業者などとRSAセキュリティが交渉して閉鎖させる。RSAセキュリティによれば、詐欺サイトの発見から最短で5分、平均5時間で詐欺サイトを閉鎖しているという。

 国内でRSA FraudActionを導入したのは、みずほ銀行および三井住友銀行に続いて3行目。みずほ銀行と三井住友銀行は、2007年6月に同サービスの導入を発表している。