地球環境保護を目的とした音楽イベント「Live Earth」は,Webサイトの運用にWebホスティング・サービス・プロバイダの米AISO.Netを採用した。AISO.Netが米国時間7月5日に明らかにしたもの。太陽光エネルギのみでまかなうという。

 ホスティング・システムは,米AMD製「Opteron」プロセサを搭載した米IBMの「BladeCenter」サーバーで構成する。

 AISO.Netは100%太陽光エネルギのデータ・センターを運営している。今回,Live Earthをサポートするにあたり,データ・センターのグリーン化を強化した。具体的には,リサイクル品を原料とするカーペットを敷き,蛍光灯をすべてLED照明に替えた。また,ビルの塗り替えには,環境に配慮した建築基準「LEED」の認定を受けた塗料を使用した。

 Live Earthは,元米副大統領のAl Gore氏などが主唱。地球温暖化対策を呼びかけるコンサートを,7月7日にニューヨークや東京をはじめ,英国ロンドン,オーストラリアのシドニー,中国の上海,ブラジルのリオデジャネイロ,南アフリカのヨハネスブルグ,ドイツのハンブルグなどで開催し,多数の有名アーティストが参加した。

[発表資料へ]