インテルは、シニア世代などキーボードやマウスを使い慣れない人向けのパソコンやインターネットのWebサイトの技術要件を策定した。同要件に基づき、PBJがタブレット型のパソコンを2007年9月下旬に発売する。Webサービスとしては、「小僧.COM」や「オイシックス」、「JTA!テニスオンライン」などが、2007年7月から技術要件に基づいたサービスを開始する。

 今回の技術要件は、インテルがビットワレットおよびマイクロソフトと取り組んでいる「スマートデジタルライフ推進プロジェクト」の一環として策定された。具体的には、パソコンについては搭載するマイクロプロセサの能力やOS、入出力装置など、Webサービスについてはクリックボタンの大きさなどを定めた。スクロールについては、水平方向のスクロールを禁じている。