米Linspireは,米Microsoftのオフィス・アプリケーション向け標準ファイル形式「Office Open XML(OOXML)」とオープンソースの文書ファイル形式「OpenDocument Format(ODF)」間の相互操作性を向上するトランスレータ開発に参加する。Linspireが米国時間7月2日に明らかにした。

 Linspireは6月13日に,Microsoftとの知的資産保護を含む技術的提携を発表。オフィス書類の互換性をはじめ,インスタント・メッセージング(IM)の相互操作性,デジタル・メディアに関する協調を推進すると述べていた(関連記事)。

 Linspireは,Microsoftと同様の提携を結んでいる米Novellおよび米Xandros(関連記事1関連記事2)と協力し,両フォーマット間の相互変換を可能にするトランスレータの開発に取り組む。同社のOS「Linspire」および「Freespire」の将来版すべてに,同トランスレータを搭載する。

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