NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は、2007年7月3日から同社が提供するコンシューマー向けサービスをまとめて認証できる「マスターID」を、NTTレゾナントが運営するポータルサイト「goo」の会員向けID「gooID」と連携させる。

 マスターIDはNTTコムが提供するサービスで、別々に発行されているIDとパスワードを、ユーザーが自分で登録したマスターIDとパスワードにひも付け、1つのID・パスワードでログインできるシングルサインオンサービス。対応しているサービスは、インターネット接続サービスの「OCN」、ストレージサービス「cocoa」、Webでの通話明細確認サービス「WebBilling」など。発行数は約777万ID。

 gooIDはメール、ブログサービスなどgooが提供する各種サービス利用者向けに発行されている。発行数は800万ID。今回の連携開始により、マスターIDもしくはgooIDのどちらか一方で、NTTコムが提供するマスターID対応サービスおよびgooの各種サービスが利用できるようになる。なお、利用に当たっては、最初にマスターIDおよびgooIDの双方を取得し、両IDを連携させる登録作業が必要。