ミクシィは2007年7月2日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「mixi」で利用する検索エンジンの移行を発表した。これまでNTTレゾナントの「goo」の検索機能を採用してきたが、日記やコミュニティなどmixi内のコンテンツの検索には、自社開発した検索エンジンを導入する。また、インターネット全体を対象とする「Web検索」機能には、米ヤフー傘下のオーバーチュアが提供する「Yahoo! Search Technology(YST)」を採用した。YSTは、「Yahoo! JAPAN」の検索機能でも利用されている技術だ。

 同時に、オーバーチュアの検索連動型広告「スポンサードサーチ」の導入も開始した。コミュニティ、日記、トピック、Webの4つの検索結果ページにおいて、スポンサードサーチの広告を表示する。

 なおオーバーチュアは現状では米ヤフーの傘下にあるが、Yahoo! JAPANを運営するヤフー株式会社が2007年4月に同社を子会社化することを発表している。現在株式取得の作業中である。