写真●日本通信のPHSのデータ通信カード「b-mobile KuRiKa」
写真●日本通信のPHSのデータ通信カード「b-mobile KuRiKa」
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 日本通信は6月29日,PHSのデータ通信カードの新製品「b-mobile KuRiKa」を発表した(写真)。インターネット接続が月20時間以内のユーザーをターゲットにした製品で,価格はオープン(推定価格は4万円前後)。7月5日に販売を開始する。

 b-mobile KuRiKaは通信料金を含んだ製品で,月20時間のPHSデータ通信を10カ月間(正確には300日間)利用できる。20時間使わなかった場合は余った分を最大20時間まで翌月に繰り越せる。逆に,1カ月の利用可能時間(20時間+前月の繰り越し分)を超えた場合は最終月の利用時間から減算する仕組みになっている。PHSの利用時間は同社の公衆無線LANサービス「bスポット」の利用時間と等価交換することも可能である。

 利用開始してから300日経過、または200時間使い切ったら、利用時間や利用期間を延長できる、更新ライセンスは今秋発売予定である。

 パソコンなどのUSBポートに接続して利用し,通信速度は最大128kビット/秒。ユーティリティ・ソフト「bアクセス」が付属し,画像の圧縮などで実質的な速度を1.5~3倍向上できるWebアクセラレータ機能を利用できる。対応OSはWindows XP/Vista。

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